商品詳細
存在感のあるオールドカットダイヤモンドが2石留められたトワエモワリングです。18Kゴールドのシャンクとプラチナが重ねられたクロスオーバースタイルのショルダーの組み合わせは、本リングが制作された1900年頃の定番スタイル。まさに王道とも呼べるデザインのトワエモワリングといえるでしょう。
「トワエモワ(Toi et Moi)」は「あなたと私」という意味で、メインストーンの1つが「あなた」、もう1つが「私」です。愛し合う二人が寄り添う関係を象徴しており、エンゲージリングや結婚記念日の贈り物としてはもちろん、日常を彩るジュエリーとしても、世界中で愛され続けています。ナポレオンがジョセフィーヌに贈ったエンゲージリングがそのスタイルの発祥といわれており、その後もジョン・F・ケネディ&ジャクリーン、アリアナ・グランデ、カイリー・ジェンナー、ミーガン・フォックスなど、多くのセレブリティがこのスタイルのエンゲージリングを選んできました。※アンティーク物語『トワエモワとセレブリティ』もご参照ください。
アンティークリング定番中の定番ともいえるデザインの本リングですが、そこに留められているダイヤモンドの美しさもまた、特筆に値します。アンティークらしいわずかな欠けはありますが、肉眼でもわかるほど透明度が高く、高倍率ルーペでのぞいてもインクルージョンがほとんど見られない、非常に高いクラリティです。また、カラーもほぼ無色で、一石だけごくごくわずかにイエロー味が感じられる程度。オールドカットらしい優しい味わいをお楽しみいただけます。ちなみに、商品名や本説明の冒頭で「オールドカット」という表現を使用したのは、外周がオールドヨーロピアンカットのように真円ではなく、かといってオールドマインカットと呼ぶほどのクッションスタイルでもないためです。まだ厳密な真円を作り出せるほどブルーティングマシンが進化していなかったことや、原石のサイズを最大限に生かすカットが優先されたためでしょう。この記事でダイヤモンドカットの機械化について触れていますので、ご興味がある方はご覧になってみてください。
メインストーンに向かってカーブを描きながら伸びるクロスオーバースタイルのシャンクには、ローズカットのダイヤモンドがそれぞれ3石ずつ留められています。このローズカットのダイヤモンドも吸い込まれるような透明感を持っており、美しい光の反射と鮮やかなファイアを生み出しています。※クロスオーバースタイルについては、アンティーク物語『アンティーク クロスオーバーリングとは?』をご参照ください。
本リングが制作された時代のダイヤモンド生産量は、今の1/50〜1/100程度。当時の産出量の少なさが主因ですが、さらにデビアス社による人為的な供給統制も始まっていました。現代よりはるかに希少であったダイヤモンドが大切に扱われたことはこのリングからも見てとれます。メインストーンの大きさが多少異なるのですが、裏側の写真を見てわかる通り、それぞれの石のサイズに合わせてオープンバックのホールサイズが一つひとつ調整されているのです。同サイズのものが簡単に揃う現代では考えられない、時代を感じる丁寧な仕立てですね。
シャンクには、18Kゴールドを示すイーグルヘッド刻印が打刻されています。
サイズが11号と欧米のアンティークリングにしては小さめなのも、日本の方にとって嬉しいポイントなのではないでしょうか。アンティークジュエリーに初めて触れる方にもぜひ手にしていただきたい、時代を超えて愛される王道の逸品です。