アンティーク ムーンストーンの蜂ブローチ(オリジナルボックス付き)
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アンティーク ムーンストーンの蜂ブローチ(オリジナルボックス付き)

商品番号: M001-041A

通常価格¥77
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商品仕様

生産国:
イギリス
年代:
1880年代
素材:
9Kゴールド、シルバー、ダイヤモンド、ムーンストーン、アンデシン、サファイア、ガーネット
サイズ:
横:2.4cm 縦:1.9cm
重量:
2.4g
刻印:

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商品詳細

レイトヴィクトリアン期である1880年頃にイギリスで制作された蜂のブローチをご紹介いたします。興味深い歴史的背景やその美しいデザインだけでなく、数多くの宝飾素材が使用されているのもこのブローチの見逃せない特徴です。

19世紀のヨーロッパでは自然主義が流行し、蜂や蝶、トンボなどの昆虫がジュエリーデザインに取り入れられました。これらの昆虫は単に美しいだけでなく、象徴的な意味を持っています。例えば、蜂は勤勉さ・繁栄・組織力の象徴として愛されました。この時期の昆虫ジュエリーは、自然界の神秘や生命力を讃えるものとしてその芸術的価値が高く評価されています。熱狂的なコレクターも多く、その希少性や工芸的価値も相まってその人気が衰えることなく続いているのです。昆虫ジュエリーの歴史については、ぜひアンティーク物語『昆虫ジュエリーの歴史と魅力』をご参照ください。

本ブローチのオリジナルジュエリーボックスに記載されているショップ名は「R. Stewart」。1835年から1934年まで主にグラスゴーで営業していた宝飾店です。当時いくつか作られたこの蜂ブローチは、デフォルメされすぎていないその美しい姿形から大変人気があり、20世紀後半にはジュエリー制作のお手本になることもありました。仕入れ先はイギリスによく買い付けに行かれるフランス人ディーラーの方。箱は手放したくないというところを、長時間交渉の末どうにかお譲りいただくことができました。オリジナルのボックスはやはりそのジュエリーとセットになってこそ価値が最大化されるもの。今回このオリジナルのジュエリーボックスをサービスでお付けいたします。

裏側には小さな留め具のチェーンを通すことのできるフレームが取り付けられており、ペンダントとしてご利用いただくことも可能です。また、ヒンジ構造の特性上、着脱時にピンを強く押しすぎるとピンの根元が曲がる可能性があります。優しく扱っていただければ幸いです。チェーン用のフレームとピンの隙間が小さいため、薄めの服でのご利用が向いていると思います。

お腹の部分と背の部分にセットされた青く光るカボションカットの宝石はムーンストーンとアンデシンです。アンデシンはムーンストーンと同じく長石(フェルドスパー)の仲間。「アンデシン」は鑑別結果に記載される宝石名で、実は宝石として使われるものの多くはラブラドライトもしくはアンデシン・ラブラドライトです。赤い石をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、ラブラドライトもしくはラブラドライトに近いフェルドスパーは、このように青色の閃光が見えるムーンストーン同等の風合いになることが多くあります(ディーラーの方も両方ムーンストーンであると認識されていました)。なお、ラブラドライトの方は光の角度により虹色の閃光が見えることがあります。この宝石の詳細はアンティーク物語『蜂ブローチからの「同形置換」からの「他色」と「固溶体」』をご参照ください。

羽根と背、お腹部分には計32個ものローズカットダイヤモンドが留めら、キラキラ輝いています。19世紀の昆虫ジュエリーはこのように前面にびっしりダイヤモンドを留めることが多くありました。これはできるだけリアルに羽の質感を再現するためであったといわれています。二つの赤い目はサファイア(左)とガーネット(右)。サファイアとされる石はルビーと呼んでも差し支えない濃い色ですが、厳しい鑑別機関によりサファイアとされました。金属素材は本体シルバー、背面9Kゴールドです。刻印はありませんが、ゴールドについては当店で科学的検査を行い純度を確認しております。

19世紀のデザインですが、現代の装いにもぴったりです。普段着に合わせるのも素敵ですし、夜のお出かけでも注目を集めること間違いなし。きっとあなたのジュエリーケースの中で大切な位置を占めることになるでしょう。

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