バレンタインとジュエリー
AUGIS ハートのラブメダル
もうすぐバレンタインデーですね♡
今回は、フランスの「バレンタインデーとジュエリー」について探求してみたいと思います。フランスといえば、愛とロマンスが代名詞のような国。では、フランスではバレンタインデーがどのように祝われ、どのような慣習があるのでしょうか?
フランスのバレンタインデーの歴史と起源
もちろん、フランスのバレンタインデーの起源も聖バレンタインの伝説に由来しています。この祝日は、愛の守護聖人である聖バレンタインに敬意を表すものですが、フランスでも伝統と独自の習慣が絡み合い、バレンタインデーは愛を祝う特別な日として定着しています。日本との大きな違いは、バレンタインデーが男女だけでなく、みんなで祝うことができるということ。パートナーがいなくても、みんなが楽しむことができるのは羨ましいですね。日頃の感謝を込めて、家族や友人たちに対してもお花やチョコレートなどにカードを添えて贈ることが多いです。一方、日本発祥とされるホワイトデーは、東アジアを中心に広まりましたが、フランスを含む欧米諸国ではあまり知られていないのが現状のようです。ホワイトデーは相手を思いやる気遣い「お返し」から生まれた習慣だと聞いたことがありますが、感謝の気持ちを大切にする、日本人らしい文化の現れと言えますね。
フランスのバレンタインデー
フランスでもバレンタインデーに多くのレストランやカフェが特別なディナープランやメニューを提供しています。たとえば、パリでは夫婦や恋人たちがエッフェル塔周辺やセーヌ川の美しい景色の中でロマンチックなディナーを楽しむことが多いです。また、夫婦や恋人たちだけではなく、多くの人が贈り物や感謝の言葉を交換し、愛を深める一日としてバレンタインデーを祝います。
ところで、みなさまは「エミリー、パリへ行く(Netflix)」をご覧になられたことはありますでしょうか。パリの美しい街並みやお洒落なファッションも魅力的ですが、「アメリカ人の主人公、エミリーとフランス人の恋愛感のカルチャーギャップ」がコミカルに描かれているところ。そして、リアル過ぎるとも言えるフランスの文化やフランス人の考え方が時折シニカルに描かれ、特にフランス好きには興味深い内容です。ストーリーはもちろん、パリで暮らす人々の暮らを垣間見ることができるのが、このドラマの最大の魅力かもしれませんね。
ドラマの中でも、ロマンティックなディナーやランチが楽しめそうなレストランやカフェがたくさん登場するのですが、代表的なものは次の通り。
Chez Lavaux(シェ・ラヴォー)
「シェ・ラヴォー」は、エミリーの隣人であり、気になる存在のガブリエルがシェフを務めるビストロフレンチ。よく登場するのですが、残念ながら実在はしません。撮影された場所は、パリ5区にある「TERRA NERA」というイタリアンレストランだそうです。
老舗デパート ギャラリー・ラファイエットの屋上にあり、パリを一望できる人気スポット。ガブリエルの彼女、カミーユがエミリーと和解するために選んだ場所で、シーフード料理を中心としたレストランです。
ルーヴル美術館の隣に実在するレストラン。エミリーが勤める「サヴォワー」の顧客でもあるカミーユ、上司のシルヴィー、エミリーがビジネスミーティング後にランチをした場所です。私はランチのみ訪れたことがあるのですが、夜はルーヴル美術館のピラミッドがライトアップされるので、幻想的な世界が広がる景色を見ながらのディナーはさぞかしロマンティックなのでしょうね。
フランスのバレンタイン ギフト
フランスでも夫婦や恋人同士でバレンタインデーにプレゼントを交換するのが一般的です。日本と異なり、プレゼントを贈るのは女性⇔男性の両方です。この日の贈り物として特に人気なのは、美しい花束や上質なチョコレート、そして、もちろん忘れてはならないのがジュエリー。古くからジュエリーは愛を象徴するものとされますが、あるフランスの統計によると、34%のフランス人がバレンタインデーに愛の証としてジュエリーを贈りたいと考えているようです。羨ましいですね。
フランス語には愛に関する美しい言葉や表現がたくさんあります。たとえば、エディット・ピアフの "La Vie En Rose"(バラ色の人生)や、セルジュ・ゲンスブールと昨年亡くなられた、フランス人にも「最もパリジェンヌらしい」と称されるジェーン・バーキンがデュエットした "Je T'aime... Moi Non Plus"(あなたを愛してる、俺は全然」の歌詞からもわかるように、フランス語は愛情表現にぴったりの言語。過激すぎて、一時、販売禁止になってしまったこの曲、実はジェーンと出会う前にゲンスブールが当時不倫関係にあったブリジット・バルドーのために書いたものであることをご存じでしょうか。まさにフランスは愛の国。バレンタインデーは、プレゼントだけではなく、ハート♡がたくさんついたラブラブのカードや愛を綴った手紙を贈る習慣があります。
バレンタインに贈るジュエリー
ジュエリーの宝庫フランス。有名なブランドがバレンタインデーに特別なコレクションを発表する中、あなたのかけがえのないパートナーのように、それぞれがユニークで唯一無二のアンティークジュエリーもバレンタインギフトの選択肢の一つ。時を超えた美しさと独創性を持つため、愛を伝える特別の日に贈るものとしてぴったりかもしれませんね。実際、現行品に比べて上質な素材が使われていることが多く、現代では再現できない繊細で高度な技法が使われていることも多いので、ぜひ参考になさってみてくださいね。同じ予算でも少し大きめのダイヤモンドや宝石が手に入ることもあります。オンラインショップはこちら
もちろん、どのようなものであっても、あなたのパートナーに対する愛情や感謝の気持ちを伝えることはできますし、女性なら誰でも憧れるシチュエーションです。普段、なかなか言葉では言い表せない愛♡をジュエリーを通じて伝えることができたら素敵ですね。それでは、どのようなものを贈るのが良いのでしょうか?リング、ネックレス、ブレスレット... たくさんの選択肢がある中、フランスでは以下のような意味合いがあると信じている人もいるようです。バレンタインデーに関わらず、愛する方へのプレゼント選びに迷っている方は、ぜひ参考になさってくださいね。
オーバル型クロスペンダント(ブラックカルセドニー)
1. 胸元:ネックレス、ペンダント、ブローチなど
- 意味: 心臓の近くにつける装飾品は、深い結びつきと親密さを象徴する伝統的なバレンタインジュエリーで、ロマンティックな選択肢
- おすすめ:ハートモチーフ、情熱的な赤い宝石、温かみのあるゴールドを用いたもの
2. 手首:ブレスレット、バングルなど
-
意味: ブレスレットは、愛をさりげなく示す素敵な手段
- おすすめ:さりげない主張ができる上品で繊細なデザインのもの(フィリグリーや小さな宝石が飾られたものなど)
オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドと天然真珠のトワエモワリング
3. 手元:リング