商品詳細
幸せを呼ぶハートモチーフが心を揺さぶる、フランスAUGISの人気ペンダントチャーム。アンティークジュエリーファンの方であればご存じの方も多いと思いますが、AUGISのペンダントチャーム"La médaille d'amour(愛のメダル)"はコレクターズアイテムとして世界中にファンがいることで知られています。
ペンダントの表面に刻まれているのは"+QU' HIER-QUE DEMAIN"という愛の言葉。詩の一節"Car vois-tu, chaque jour je t’aime davantage, aujourd’hui plus qu’hier et bien moins que demain"「昨日よりもっとあなたのことが好き、でも明日はいま以上にあなたのことを好きになっている」(意訳)を略したものです。"+"は原詩の"plus"(もっと)、"-"は原詩の"moins"(より少なく)に対応しています。
引用元の詩を書いたのは、戯曲シラノ・ド・ベルジュラックの作者である劇作家エドモン・ロスタン(Edmond Rostand)の妻ローズモンド・ジェラール(Rosemonde Gérard)。1830年創業の宝飾店を継いだ、創業者の孫にあたるアルフォンス・オージス(Alphonse Augis)がこの詩に着想を得て、1907年に愛の言葉を刻んだ愛のメダルの制作・販売を始めました。
星の数ほどあるペンダントチャームですが、なぜAUGISのものは特別なのでしょうか?その答えの一つは、デザインパターンの豊富さとそれぞれの時代に適したバリエーションを備えている点でしょう。こちらのようにハート型のものもありますが、代表的なものは円形のメダルタイプのものになります。メダルの縁取り装飾や表面の彫り、地金の種類にはさまざまなパターンがあり、サイズもさまざまです。
多くの場合、メダルの"-"(マイナス)部分には本品のようにカリブレカットされた赤色の合成ルビーがセットされており、お洒落なアクセントになっています。緑色の合成エメラルドがセットされているものや、色石を使っていないメダルもあり、とてもバラエティー豊か。
1907年から制作されはじめた「愛のメダル」は、営業母体が変わった今日でもAUGISブランドの下、ロマンスを受け継ぎながら作り続けられています。
本ペンダントはヴィンテージのお品となり、可愛らしいハートのモチーフであるのと少し小ぶりなところがチャームポイントです。ペンダントには18Kゴールドが使用されており、チェーンを通すベイル部に18Kゴールドを示すフランスの「イーグルヘッド」の刻印が入っています。
小ぶりながらもロマンスがたっぷり詰まった愛のペンダント。愛する人に気持ちを伝えたいというここ一番のプレゼントにぴったりですね。もちろん、ラッキーチャームとしてご自身のコレクションに加えていただくのにもお勧めです。ステートメントジュエリーとしてお手持ちのネックレスとレイヤードに重ね付けをしていただいても素敵ですし、シンプルな白いシャツにもよく似合いそうです。
なお、こちらはペンダントトップのみの販売となり、チェーンは含まれておりません。