一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス
一粒パールのドルムーズピアス

一粒パールのドルムーズピアス

商品番号: M001-035A

通常価格¥69,000
/
税込 配送料は購入手続き時に計算されます。
(ジュエリーは送料無料)

  • 送料無料

商品仕様

生産国:
フランス
年代:
1920年代前半
素材:
18Kゴールド、パール
サイズ:
縦:1.4cm 横:0.6cm
重量:
0.6g + 0.7g
刻印:
イーグルヘッド

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。

商品詳細

1920年代前半にフランスで制作された、パールのドルムーズピアスです。背の高い台座に美しい真円真珠が絶妙なバランスで留められています。ピアス上部にセットされた四角形のデザインパーツ上面に施されているのはホワイトゴールド。光の反射でキラキラ輝き、一粒パールを引き立てるほど良いアクセントとなっています。

ドルムーズと呼ばれるピアスには針を通す方向やヒンジの場所など何種類かの異なる仕組みがあるのですが、本品は比較的古い時代から存在するトラディッショナルなスタイル。台座から針を外す場合は、下方向に少し力を入れ、後ろに押してください。装着時は針を耳の後ろからピアスホールに通し、同じく下方向に力を入れると台座にはめ込みやすくなります。

本品のようなデザインのピアスは19世紀後半やベルエポック期に多く作られたました。台座の透かし細工も19世紀風。シックでトラディッショナルなヨーロピアンスタイルです。制作時期は第1次世界大戦直後ですので教科書的にはアールデコ初期にあたりますが、アートデザインというものは同時期に全てが変化するわけではありません。優れたデザインは根強い人気があり、定番スタイルとして長く生き延びるのです。

台座に留められているパールは養殖真珠です。養殖真珠の歴史に関する誤った情報も多いので、ここであらためて整理しておきましょう。
・御木本幸吉が1896年に半円真珠の養殖法に関する特許を取得(※「半円」です)
・1907年、西川藤吉が「西川式」または「ピース式」と呼ばれる真円真珠の養殖方法を発明
・同年(1907年)、見瀬辰平も真円真珠の養殖技術に関する特許取得
・1913年、御木本がロンドンに出店
・1919年、御木本幸吉が「全巻式」と呼ばれる技術を取り入れた真円真珠養殖の特許取得

現ミキモトのHPや国立公文書館の資料には御木本幸吉が1905年に真円真珠の養殖技術を発明したと記されていますが、それを否定する情報も多数存在します。とはいえ、1905年~1907年にかけて御木本幸吉、西川藤吉、見瀬辰平の3名が真円真珠の養殖技術を発明した、という説が最も一般的です。実はサヴィル・ケントというイギリスの海洋生物学者が真円養殖真珠の最初の発明者であるという、欧米ではそれなりに定着している説もあります。発明したとされる時期はほぼ同じですので、ここでは触れないでおきましょう。

真円養殖真珠の大量生産が可能となったのは、1919年に「全巻式」特許が取得されてからです。その後、パリ、ニューヨーク、上海、ボンベイなど世界中に販路が拡大しました。1910年代にも少量の真円養殖真珠が欧米のジュエリーに使われていましたが、ある程度のボリュームが流通するようになったのはやはり1920年頃から。日本の養殖真珠が世界中で躍進したのは、みなさまご存じの通りです。

アンティークジュエリーファンであれば1つは持っておきたい定番スタイルのドルムーズピアス、ぜひご検討ください。

-あなたにお勧め-


最近チェックした商品